シアトルで子育て中。時の流れ。
新鋭の論客落合陽一氏やショールームの前田祐二氏、堀江貴文氏や「死ぬこと以外かすり傷」の著者箕輪厚介氏などのテンポの良い話を運転中や料理をしながら聞くのは楽しいです。これからの世代のインフルエンサーとも言われる彼らの思考は面白いですし納得させられることが多々あります。が、全てをそのまま受け入れるのではなくどこかに疑問点や異論がないかを考えながら聞いています。自分は立場が全く違う人間な訳ですので。
良いとか悪いとかではありませんが、彼らとは時の流れの速さが大きく違うと感じます。
以前ハワイで不動産エージェントをしていた時に若手のIT社長数名と昼食を共にしたことがありますが、やはり彼らの思考や行動のスピードは速く、日々の時の流れの速さが速いように感じたことがありました。その時のイメージです。
私のスローな本日のシアトルでの一日はこのような感じでした。朝起きて子供達に朝食を食べさせる。長男をテニス部練習場まで連れて行き、そのまま洗車とガソリン給油を済ませる。帰宅後食器を片付け長男を迎えに出かける。帰宅後昼食を食べさせ次男のサッカー試合に向かう(片道45分なので近い方です)。試合に負けて車中大泣きする次男と家に向かう。車中次男に共感しながら叱咤激励し続ける。家で長男をピックアップして片道25分のショッピング・モールまで向かう。いつも同じ服しか着ない長男に洋服を買わせ、先週病院で踵が痛い場合に装着すべきと勧められたインソールを次男に買う。ショッピング・モールで簡単に夕飯を済ませ、次男の靴を探すが気に入った靴が予算内では見つからず諦めて帰宅。
子育てをしているとこのようにただ時間があっという間に過ぎていきます。。
先日面白そうな仕事を見つけました。が、問い合わせをしたところその仕事はプロジェクトも入るので9時から5時半までの毎日勤務が必須でした。5時半までの勤務は私には到底無理です。平日は日によっては3時からあちらこちらと(子供達の学校の場所が異なるので)車を走らせなくてはなりません。シアトルでの子育ては学校関連、サッカー関連、日々アッシーです。ホノルル在住時よりもシアトルは広いのでアッシーの距離が長いです。
幸せの価値観は人それぞれ。時の流れの速さは人それぞれ。。
しかし時は確実に流れております。自分は確実に年をとっております。頭も確実に老化しているのを感じてしまいます(このままで良いのか?とふと思うこともあります)。
子供が泣いている時には子供の傍に寄り添い子供のペースでゆっくり成長を見守ってあげたいと思います。子供が出来るだけ健全な精神を持つよう愛情深く育て、自己肯定感を持つ自立した大人として社会に送り出してあげたいと思います。
それに対し冒頭に書いた方々は「自己実現」に向かって邁進している方々のような気がいたします。「子供のペース」などは関係ないでしょう。しかし彼らのそのパワーは圧倒的であり素晴らしいと感心させられます。
彼らは所謂成功者なので当たり前なのですが、彼らの時の流れはシアトルで子育て中の私とは異質なものであり違うな。。と感じます。

急に紅葉が目立つようになってきた9月末のシアトルです。
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