長男のミドルスクール卒業式を迎えて。 願います。
昨日は長男のミドルスクール卒業式でした。式には行っておりません。約1時間の式ですが「(在学期間が短かったので)来なくていい」と長男に言われたからです。約300人以上卒業生がおり、式に来ない親もいて(長男談)、式に出席をしない子供達もいたそうです。長男と同じく1年前にシカゴから越してきた仲の良い友達は卒業式前日から既にアラスカクルーズに出かけたそうです。
帰宅後「卒業式では一人ずつ名前が呼ばれ起立をするが全員が呼ばれるまで立っていなくてはいけないので、最初の方に呼ばれると20分立ちっぱなしであった。長男は真ん中ぐらいに呼ばれたので立つのは十分ぐらい済んだので良かった」と長男から聞きました。その後三年間通しオールAの成績優秀者6名への表彰とその他幾つかの表彰があったそうです。
思い返せば、手前味噌ですが、私はカリフォルニア州オレンジ郡の2年制ミドルスクールでいくつもの賞を受賞して卒業しました。家庭科の賞、数学の賞、「Most Inspirational Girl」という賞、その他もう一つ(?記憶が曖昧)で表彰され、壇上まで歩いて行き盾を受け取りました。しかし不思議です。深く考えたことがありませんでしたが、長男の話を聞いていて「あの時何故自分は(アメリカ生活3年目の怪しい英語力であったにも関わらず)それほど沢山の賞を貰えたのだろう?」と今更ながら不思議に感じます。他にもっと優秀な生徒がいたでしょうし少し謎に感じます。
確かに勉強をしっかり頑張ってはおりましたが、くだらない理由で頑張っておりました。「オールAをとったら日本に帰っていい」という親との約束です。「制服を着てみたい。制服を着て日本の中学校に通ってみたい!」という制服と日本の中学校に対する憧れがあったのでした(姉の中学時代の話と日本の雑誌の中の話などに憧れていたのです)。
「我が家の長男が何も先のことを現実的に考えていない〜」などと心配したり残念に思ったりしますが「自分こそ当時何も考えていなかった」と思い出されてきます。
焦ります。私のようにボーッとされては困ります。私と同じでは困ります。私の上をいってくれなくては困ります。まだ次男は(私に似ていないようで)安心な点もあるのですが、長男は私に似ているからこそボーッと呑気(子供時代)なのかもしれません?どうしたら自分に似ないように育てられるのでしょう?!
子育ては悩めます。。
学校や学校の先生、お友達、コーチなど周囲から沢山の良い刺激を受けて育って欲しいと願います。。

ミドルスクール卒業式の日。朝は曇り空でした。
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