ワシントン州プライベートスクール受験の流れ ①
お陰様で子供達の受験を終えられたので(まだ数学・語学のプレースメントテストや新入生親睦会への送迎、親参加のレセプションは続きますが)、そろそろ自分の仕事とやりたいことにフォーカスをうつそうと考え始めています。忘れる前に少しでもどなたかのご参考になるようワシントン州シアトル(近郊)でのプライベートスクール受験の簡単な流れを書き留めておきたいと思います。
まず、10月頃から学校説明会が行われます。我が家は受験することを決めたのが遅かったので多くの説明会出席の機会を逃しました。本来であれば9月頃には受験候補校を決めておき、学校説明会の日時を早めに確認しておくことが重要です。
SSATの準備は早めにスタートしておくと良いと思います。実際の学年よりも上の学年の授業内容を受けているようなお子様にはさほど難しくない内容なのかもしれませんが、うちの子供達はボキャブラリー(語彙)で苦労をしました。算数、リーディング、ボキャブラリーのテストがありますが、ボキャブラリーに関しては家で日本語を話す我が家の子供達は聞いたこともないものが多かったです(ネットで調べると日本では大学院レベルの語彙と表示が出たりします)。月に一度試験を受けられますが、我が家は11月、12月、1月と3回受験をさせました。金額が高いので2回で十分のような気がしますが、何分10月に急遽受験を決め家族全員右も左も分からないふわふわとしていた状態でしたので、11月はショック療法的に受けさせました。一番良い試験結果スコアだけを所定の日時までにオンラインで提出(登録)します。
各学校のホームページ内admissionセクションにも記載されておりますが、全ての私立校においてravenna-hub.comシステムを用いて受験申込、費用の支払い、必要書類の提出、インタビュー日時の申込、SSATスコアの提出(登録)等を行いました。合格発表もこのシステム上で見られます。1月初旬が受験申込の期日でしたが、スクールビジット(学校訪問)やインタビュー等は既に10月、11月、12月と始まりますので、早めにアカウントを作成し受験申込することをお勧めいたします。我が家は10月末に受験申込をいたしました。
ここでの受験申込とは基本的必要事項を記入して受験費用(25ドル〜75ドル程度)をオンラインで支払うだけですが、学校によってはもう少し細かい質問に答えなくてはなりません。「感動した出来事について」「今まで力を入れてきたアクティビティについて」といった子供達が答える項目と、親が答える項目がありました。受験申込をした段階で「何をいつまで終わらせ、何をいつまでに提出しなくてはならないのか」という項目リストがravenna-hub.comシステム上に提示されます。細かな受験ステップが学校毎のページに提示され、滞りなく達成出来たステップ(項目)には緑色のチェックマークを学校側が付けてくれます。
(受験の流れ ②へ続きます)

現在通うシアトル公立中学校の廊下にて。音楽も語学もしっかり教えてくれる素晴らしい学校です。
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