プライベートスクール受験結果を間近に控え、兄弟格差について
長男の高校受験結果は出ましたが、次男の中学受験結果はまだです。長男は私立校か公立校への入学も迷っておりますが、次男の受験結果を見てみてから最終判断をすることになりそうです。
次男が全ての受験校に不合格の場合は自信家の次男の傷付いた自尊心ケアが大変そうですが、逆に、次男だけが長男が補欠であった中高一貫校に合格した場合は兄弟格差に気を付けて対応しなくてはならなさそうです。
どうなることでしょう。兄弟間に格差が生じた場合の対応とはどのようになるのでしょう?兄弟の格差から兄弟間差別につながる場合もあるかもしれません?
しかし、動物行動学研究家の竹内さんという方は「兄弟間差別は合理的」と解説しております。
「母親の愛情は兄弟に平等に注がれる、というのは人間が作り出した幻想にすぎません。子孫を残すという生物学的な目的に照らせば、より優秀な個体が優先的に育てられるのはごく自然なこと。体力があったり、賢かったり、異性を惹きつける魅力があったりする子の養育により力を注ぐのが母親の本能なんです。生物の目的は“一族の繁栄”ですから、平等に育てられて平均値の兄弟ができるより、片方が飛び抜けた能力を持つ方がいいんです。」
兄弟の片方が飛び抜けた能力を持つことにより、少し能力的に劣っていた方の子も引き上げられて幸せになれる可能性が高まることがある(一族の繁栄がある)からだそうです。例えば、片方が成功をして有名になればもう片方も注目されて新たなチャンスが広がる、といったことでしょうか。
例え「幻想」と言われても、やはり兄弟には平等に愛情を注いであげたいなと思っております。しかし、その上でもし格差(ここでは通う学校)により結果的に兄弟差別のような状況が生じても、それはそれで仕方がないのでいいかな、と思います。学校で人間の価値が決まる訳ではありませんものね。
日々の生活(学校生活や勉学、ソーシャルライフ)に違いが出ても、なるべく兄弟を比べることなく、それぞれに出来る限り平等の愛情を注いで自尊心の高い子供達に育てていきたいなと思っております。
さて、息子達の今年の学校はどこになるのでしょう?受験結果はもう間もなくです。

本日はサッカー試合後の夕暮れ子供達とシアトル市内湖にサイクリングに行きました。平凡な一日に感謝です。
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