お金の話を子供とするのは良くないのでしょうか?
次男が「ママ!〇〇〇(自分)はランチを綺麗に残さずしっかり食べて、ランチ・リセス(昼休み)のサッカーを頑張ってくるね!」と笑顔で言いながら車を降りて学校に行こうとしました。「そんなの困ります!しっかり勉強をして下さい。そうでないと◯◯◯の為にわざわざ高い私立の学費を(来年から)払いたくないわっ。」と言い返す自分の言葉についてふと思いました。
子供に対し「高い、高い」などとお金のことを言い過ぎるのは良くないのでしょうか?
「高いから買いません。」
「お金が勿体ないから買いません。」
「お金が勿体ないから(高い外食をせずに)今日は家で食べます。」
「私立の学費は高いのだからしっかり勉強してくれないと困ります。しっかり自分の資源として(学校環境を)ユーティライズして下さい。」
などとは日常的に言っております。どこかの記事で「子供にお金がかかっていることを親は恩着せがましく口にしない方が良い」と読んだ記憶があります。が、我が家ではお金に関する話は普通にしております。
気になりインターネットで子供にするお金の話について少し検索をしてみました。すると「お金の話を子供にするのはタブー」ではなく逆に良いと書かれている記事が沢山あったので安心致しました。確かに学校でも「マネー教育」を取り入れている話を聞くようになりました。
我が家では外食をしてお会計をする際に「さて今日の合計は幾らでしょう?」というクイズをします。これは夫が「金銭感覚を養うのに良い。(かの有名な日本人投資家)村上世彰さんが子供の時にしていたゲームだ。」と何処からか聞いてきたのが切っ掛けです。合計金額に一番近い人が勝ちであるという単純なゲームですが、緻密な積み上げ計算はせず大雑把な感覚で勝負をするので気楽で楽しいです。また、子供が質問をしてきた際には、借入と金利の話、日本とアメリカの金利差などの話から我が家の資産運用方針といった話を隠さず現実的に答えるように心掛けております。その他、次男がいろいろと賃金について質問をしてくるので、最低賃金、平均所得、生涯年収の話も簡単には答えるようにしております。お金を稼ぐことは現実的に簡単ではないので、お小遣いは家の掃除(含トイレ掃除)をしないと貰えないようにしております(その額が小さいと時に文句を言われます)。
「お金で幸せは決まらない。お金があっても幸せになれない人もいる。小さなことに感謝する気持ちを知っている人の方が幸せになりやすい。」
「自分で稼いで使うことの楽しさ。」
「稼ぐということは誰かを喜ばせること、誰かの役に立つこと。」
といった話も時にしますが、まだ11歳の次男は「プロサッカー選手になって、皆を楽しませ、何億円も稼いで、ランボルギーニとかを買う。」のが夢だそうです。親バカですが子供はなんとも無邪気で可愛いです。
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