子供への質問の仕方。オープン・クエッション。
長男プライベート・ハイスクールの学費が来年度は6%値上がりするという通知を受け、夫が「学費が更に高くなるが本当にこのプライベート・ハイスクールに通う価値があると思うのか?」と長男に問いただしました。
長男は口数が少ないタイプです。次男のように質問や意見に対してペラペラと回答、反論するのが苦手です。期待するレベルの回答が即座に聞けず、のんびりとした態度を示し続ける長男に対し夫がイライラし始めました。夫のイライラする気持ちが分かります。
ハイスクールのフレッシュマン(1年生)になった15歳の長男。もう少し自分自身の今、そして今後について考えて貰いたいものです。
「Yes or No」しか答えられないクローズド・クエッションではなく、長男の思考をなるべく広げられるような質問オープン・クエッションを長男に投げかけ続ける努力はしてみようと思いました。
どのようにハイスクールを過ごしたいの?どのようなことをハイスクールで学びたいの?どうしてこのプライベート・スクールに通い続けたいの?どういうメリットが得られると思うの?
ハイスクールを卒業したらどのような生活をしたいの?働くのも良し、大学に行くのも良し。何をしたいの?どのような仕事がしたいの?どうやってそれを実現するの?どのようなプランで?
大学は行く価値があると思えるところでないとパパは支払ってくれないと思うけれど、どのようなことを学びたいの?どの大学に行きたいの?どのようなメジャーに進みたいの?どうして?どのように学費を支払うの?どうやってスカラーシップを取るの?
残念ながら明瞭な回答が直ぐに聞ける訳ではありません。自分自身も上手い聞き方が出来なかったり、回答までの時間が長く、聞くのに疲れてしまうこともあります。しかし、なるべく親の考えを押し付けるのではなく(答えを誘導するのではなく)、本人に考えさせる時間や機会を増やし、本人の考え・言葉を引き出せるような質問を投げかけ続ける努力をしたいと思います。。大らかな気持ち、そして「忍耐」が必要です。苦笑

早朝に見えた連なる山の峰。自然は雄大です。。
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