非認知能力向上に役立つチームスポーツ
子育てにおいて注目されている非認知能力(Noncognitive abilities)の向上という話題ですが、非認知能力とは一言で言うと「人間力」といったもののようです。この非知能力を分かりやすく説明している一例は以下の通りです(出所:リーフラス(株))。
真面目さ(計画性、責任感、勤勉性、自己規律、粘り強さ)
開放性(明るさ、好奇心、想像力)
外交性(積極性、社交性、コミュニケーション力)
協調性(思いやり、優しさ、人と協力する力)
精神的安定性(自己愛、自尊心、存在に対する自信)
これらの非認知能力(Noncognitive abilities)はノーベル経済学賞を受賞した経済学者ジェームズ・ヘックマン教授によると、誰かに教わるもの(Tought by somebody)だそうです。そして、①集団である、②先生・コーチや仲間がいる、という点からチームスポーツは非認知能力(Noncognitive abilities)にとって最高の教材だとも言われます。
我が家の子供達もシアトルへの移住一年間をサッカーに支えられて過ごし、そして成長してきたように感じます。まだまだ発展途上ではありますが、この一年でサッカーを通じて責任感、粘り強さ、明るさ、積極性、コミュニケーション力、思いやり、自尊心といったものが育ったように感じます。
一年前にシアトルに移住した当時はサッカーの試合においてもハラハラしながら観戦させられました(シアトルのサッカーはコンペティティブです)が、今シーズンになり二人共キャプテンに選ばれることとなりました。チームメートと楽しそうに話し、又、試合後自身のプレーに不満足だと悔しそうに涙目で反省をし、そのまま練習に出かけることもあります。責任感と粘り強さが見られるようになって気がいたします。
…と、ここまでサッカーのお蔭げで成長をしているかのような勝手に嬉しいという親バカ的なことを書いておりましたが、思い出しました💧もっと大事な(?)お勉強の問題です。今週2度もショッキングな子供達の姿を見せられてしまいました。レポート提出日当日朝にバタバタとレポートを印刷して学校に持っていく長男、昨夜夜中の12時半までかかりプロジェクトを終わらせ、今朝になって算数の宿題をギリギリ終わらせて学校に行った次男、、です。明らかに計画性、自己規律に欠けています!!(次男は昨夜漫画を読んでいてプロジェクトの開始が夜10時でした💧)
わざわざ高い学費を支払ってまでプライベートスクールに入れました(シアトルは公立校のレベルも高いのに)。親としては「もう少し計画的に責任感を持って勉強にも取り組んで欲しい」と思わずにはいられません。。スポーツと勉学による学びのバランスが大切ですね。。
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Evergreen Point Floating Bridge。昨夕次男のサッカー試合帰り道。