アメリカの学校のサッカー部。私立と公立の違い。
「シアトルでは公立校も中学から既にスクールサッカー(学校サッカー部)があるの?」とハワイとユタの友人に驚かれましたが、先週子供達の通う中学校でサッカー部のトライアウトがありました。
基本的にアメリカの学校のスポーツクラブ(部活)に入部するにはトライアウトに合格することが必要となります。日本のように希望者全員が入部出来る訳ではありません。入部前から学校の外で練習をして入部準備をしておかなくてはならないのは親も子供も大変のような気が致します(時間やお金)。
しかしこれは学校の方針や受入れ態勢によっても異なります。今回学校説明会に足を運んだ多くのワシントン州私立学校(プライベートスクール)では「no cutting policy」(希望者全員に入部資格を与える方針)を取っている学校が多いのに驚かされました。ハワイで通っていた私立学校では競技によってはトライアウト結果次第で入部資格が貰えないことがありました(c.f. 中学:サッカー部は全員入部、テニス部は少数のみ入部可。高校:サッカー部はトライアウト合格者のみ入部可。)私立学校は公立学校より生徒数が少なかったり予算やサポート等受入れ態勢の充実度が高いので、あとは学校の方針で決められているようです。
それに対して、ワシントン州の公立校のサッカー部の話ですが、かなり厳しいトライアウト、入部競争が繰り広げられているようです(ワシントン州でサッカーはとても人気です)。子供達の通うシアトルの公立中学校では70人近くトライアウトに参加し40名程度しか入部出来ないそうです。その他今年度ショアラインの某高校でも60人近くがトライアウトに参加し約40名しか入部出来なかった話や、シアトルの某高校でクラブサッカーでかなり上のチームにいる9年生(フレッシュマン、一番下の学年)の子供がトライアウトで不合格になったなどと厳しい競争があった話を聞きます。
我が家のサッカーのためにシアトル移住を望んだサッカーバカ子供達は、中学校のレベルではありますが学校のサッカー部トライアウトに合格して喜んでおりました。特に次男は6年生ですが8年生中心のバーシティー(上のチーム)に入れ嬉しそうでした(長男は同じチームで嫌がっております)。今週からクラブサッカーと学校サッカーでほぼ毎日サッカーの日々になりそうです。

クラブサッカーは時に夜の9時半まで練習です。。
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