長男のトライアウト結果(シアトルのサッカークラブ)
昨晩長男がシアトルでのサッカークラブ・トライアウトを終えました。シーズン途中に移住してきた為、昨年は一人だけでトライアウトを受けチームに入れて貰いましたので、本格的な大人数でのトライアウトは初めてです。ハワイのクラブでは毎年ほぼ全員入れるトライアウトでしたのでトライアウトとは名ばかりでした、、。
サッカーママ達から毎年トライアウトが如何にストレスフルかとは聞いておりました。
「泣いてしまう子供達も出るの。」
「親が泣いているのも見たことあるわ。」
「何百人と来てAチームから順にどんどん決まっていくの。そしてプレミアリーグ(上のリーグ)に決まった子供達は三日目はもう来なくていいと言われ、最終日三日目はプレミアリーグかリージョナル・リーグかぎりぎりの子供達が必死で戦うの。」
「親も皆無言になるわ。何も言えない空気なのよ…。」
確かにほぼその通りでストレスフルな時間でした。実際に泣いていた子供達もいたそうです。勝負の世界はそんなものなのでしょうが、のんびりとした暖かいハワイで育った長男にとっては初めての経験でした。

トライアウト開始前のコーチ陣一角。
結果、長男は昨年シーズン途中より入れて頂いたプレミアリーグのチームには残れたのですが、上のチームには縁がありませんでした。今回は誰も上に上がれず下のチームに何人かが落ちてしまいました…。
限られた数のプレーヤー枠を、従来のチームメート、上のチームから落ちてくるプレーヤー、リージョナル・チームからプレミアリーグを目指してくるプレーヤー、他のクラブから移籍を考えて来るプレーヤー、と共にトライアウトで争ったのでした(今年はシアトル他クラブ内の問題によりそのクラブからの移籍希望者が多かったそうです)。
私は初日のトライアウトだけは見学しましたが(次男の練習がない日で見てみたいと言ったので)、二日目は、ストレスフルなので見たくないと感じてスタバで時間を過ごしました。トライアウト会場に迎えに到着しても車から出ずに長男を待ちました。
今回のトライアウトを通じて思ったことです。
うちの長男は焦っているように全く見えなかったのですが、それは「甘い」(ぼーっとしている)のだと思います。周りの子供達は適度な緊張感を持ち最初から普段以上にパワーを全開でチャレンジしているように見えました。勿論全員ではないですが服装から少し目立つような(派手目の色)、強そうなもの(赤色など)を選び心の事前準備をしているように感じました。それに対しうちの長男の場合はトライアウト初日は学校から帰宅後15分で出かけなければいけないと知っているにも関わらず、当日出発前にバタバタ洋服選びをしている有様でした。次男なら親に言われずともキチッと前日に洋服を準備して枕元に置いておくタイプなのですが、長男は何とも呑気で大人しく、控え目な受け身型タイプなのです。
このような姿勢ではパワーや気迫といったものが感じられない、伝わらないと思います。
「パワー(高いテンション)・気迫が感じられない=アピール度低い」
これではアメリカ社会では勝ち残っていけないように思えてしまいます。控え目で受け身型の長男、これからは自らが発するパワー(高いテンション)・気迫を強くすることを学ばなくてはとダメですよ、と思いました。。
子育ては簡単ではない、と思いました。
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