アメリカ移住に英語力はどれくらい必要でしょう?居住地によって違うかもしれません。
アメリカ留学のサイトを見ると、「TOEFLiBTなら61点ぐらいの英語力が欲しい」、「TOEICなら800点以上の英語力が必要」などと色々書いてあります。しかし、一体、アメリカ「移住」にはどの程度の英語力が必要なのでしょう?
結論から言いますと、私は、「住む場所によって違う」、と思います。コミュニケーションのツールとして英語力は高ければ高い方が良いに決まっているのですが、英語力がさほどなくても生活出来る場所もあるからです。その場所とは、ずばり「ハワイ」です。ハワイにはアメリカ本土とはかなり異なる特殊な事情があると思われます。ハワイは人口約121万人のアメリカの小さな州ですが、その中でもアジア人が約40%と多く、日本人に関しては約17%も居住していると言われます。つまり、日本人の人口は20万人以上ということになります。更に、例年数多くの長期滞在者や旅行客が日本からハワイを訪れます。
約9年間ハワイに住んでいた経験からも分かりますが、確かに日本人を多く見かけます。ほぼ毎日日本語だけを使って生活をしている、という話も聞きます。つまり、仕事場や友人との集まりでも日本語を話し家でも日本語という方もいらっしゃる、ということです。日本人を相手にしたビジネス(仕事場)は沢山あります。
子供達のサッカークラブに関しても、日本人が創設したチームでありコーチとプレーヤーが主に日本人というクラブが二つありました。堂々ハワイのローカルチームと戦っております。又、日本食専門のスーパーマーケットも白木屋、ニジヤマーケット、ドン・キホーテ、ミツワ、マルカイと多数あり選択肢が豊富です。ワシントン州では宇和島屋しかないのとは大違いです。病院にしても日本語が出来るお医者さんのいる病院を見つけることは難しくありません。
ハワイ(オアフ島)は日本人が住みやすい安心の場所だと思います。

ワシントン州ベルビューにある宇和島屋
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