フィン・ユールの家具。良いものを知る。
先日シアトルの友人宅でフィン・ユールのダイニングテーブルでランチを頂きました。素晴らしい北欧ヴィンテージ家具に囲まれた彼女の家は皆をとても暖かくもてなしてくれました。楽しい談笑のみならず他の友人達の北欧家具や食器に関する知識も勉強となり、有意義な一時となりました。椅子一つをとっても、実際に手で触れ、目で木の曲線美を鑑賞し、実際に腰掛けてみると、自然素材のぬくもりと共にその良さが心に伝わってくるものですね。
帰宅後本棚にしまっていた雑誌を引っ張り出しました。
Casa BRUTUS特別編集 北欧デザインの名作と暮らす (マガジンハウスムック)
北欧らしい自然素材の家具は何故もこうあたたかみを感じさせ落ち着きを感じさせてくれるのでしょう?雑誌を見ていても心がほんわかとさせられます。フィン・ユールのアームチェア一脚が1,000万円で落札されたという写真(P65)には目が点にさせられてしまいましたが、、!
※ FINN JUHL フィン・ユール コペンハーゲン生まれ。デンマークの代表的建築家、家具デザイナー。
出来れば子供達にも少しずつ「良いもの」は知ってもらいたいと感じます。しかし、どうしたら「良いもの」が分かるようになるのでしょう?
富野由悠季著『映像の原則』では「昔呉服屋の小僧さんにはいった初心者にはまずもっとも高価な反物を触らせると聞いたことがあります。それを三年つづけて良いものを知れば悪いものは自動的に分かるようになるというのです。悪いものを見たり触っても、良いものの良さは絶対に分からないというのです。」と書かれております。
落合陽一氏も「良いアートが分かるようになるためには、良いアートにだけ沢山触れることが大切。」といったことを話しております。
成る程とは思いますが、日々良いアート(もの)だけに触れるよな環境を作るのは一般人には現実的には難しいことです。努力は出来ますが…。仮滞在用として使用していた我が家のパイプベッドもそろそろ長期居住用ベッドに格上げしたいなと思いました(笑)。(パイプベッドの弁解ではないですが、主人が居る日本ではカッシーナとB&Bからイタリア家具を取り寄せたりしております。。)
今週末は久々にサッカーが一試合しかありません。偶には子供達をアート美術館に連れて行ってみたいと思いました。間違いなく嫌がれそうではありますが..(^_^;)
(※ 気になる本:世界のビジネスリーダーがいまアートから学んでいること)

フィンユールのダイニング・テーブル
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