オンデーズという会社をご存知ですか?驚きました。。
オンデーズという会社をご存知ですか?メガネの製造と販売を世界11ヵ国で、日本では既に100店舗以上を展開をしている会社です。日本の皆さまならご存じなのかもしれませんが、私は数日前に初めて知りました。そして知れば知る程、その経営手法に驚いております。
社長の田中修治氏は2008年に巨額の債務超過に陥り破綻していた株式会社オンデーズの経営権を取得し、代表取締役社長に就任されました。そして経営立て直しに見事に成功し、今ではオンデーズを上述の規模及び売上高160億円の会社までに成長をさせたのです(!)。
その経営手法で先ず何より驚かされたのは「社長が人事権を放棄した」という点です。そのような企業がかつてありましたでしょうか。
オンデーズでは管理職の人事権を撤廃し「自分の上司は自分で決める」というテーマのもとに誰もが公平に投票出来る環境を整備しております。OWNDAYS SUMMITという4月の大きなイベントではエリアマネジャーの解散総選挙を行っております。エリアマネジャーの解散総選挙は予選が2月頃からはじまり、ポスターの掲示や政見放送を経た後、4月のOWNDAYS SUMMITの舞台で最終プレゼンが行われます。そこでは前年度のマニフェストが達成されているのかも評
そのようなオンデーズでは辞令がなく、店長をはじめとする役職も、部署を超えた異動も、やりたい人が手を挙げて手を挙げた人の中から適任者を投票で選ぶのだそうです(※上司が人事権を持たないことで派閥がなくなったそうです)。
又、社長の田中氏は「お客様とスタッフの垣根がない会社」
※「インフルエンサー採用枠」:各メジャーSNS(Instagram・Twitter・BLOG)などでフォロー数1500名以上を有するなど一定の基準を満たし、フォロワーの状況や発信内容の審査を通過した対象者は、即社長面接へ進み、「SNSインフルエンサー枠」として一般の採用枠と別に、優遇した採用が行われる。発信力の高い個人の方々をスタッフとして直接雇用することによって、よりOWNDAYSに関する多様な情報が「生の声」としてリアルに消費者の方へと届けられ、OWNDAYSブランドに対してより理解と認知が多くの方へ深まることが期待されているそうです。
従来の企業とは大きく異なりますよね。この他にも例えば社内コミュニケーション・システムがかなり斬新です。
新しいスタイルの企業が生まれたり従来型タイプの企業があったりと企業側の個性や価値観が多様化するといいですよね。企業側と従業員側双方にとってのベストマッチを探す選択肢が増えると、「働くことが楽しい」と思える人が増えるかもしれません(?)。
皆さま、本日も素敵な一日を☆
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